脊柱管狭窄症と姿勢の関係性について

  • 2025年06月26日
  • カテゴリー:未分類

脊柱管狭窄症で「前かがみになる理由」…それは神経を守る体の反応かもしれません

こんにちは、ほしのうみ整骨院 院長の我妻です。

今回は、年齢とともに増えてくる「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」について、わかりやすく解説していきます。

脊柱管狭窄症の「前かがみ姿勢」は悪い姿勢ではない

よく「姿勢が悪いから腰が痛い」と言われますが、実はそれは誤解かもしれません。
脊柱管狭窄症で前かがみになるのは、神経を守るための自然な防御反応です。

主な3つのタイプと特徴

  • ① 馬尾型:前かがみになることで脊柱管が広がり、馬尾神経の血流が改善されます。腰を曲げて歩くのはそのための反応です。
  • ② 神経根型:小股で歩いたり体を傾ける動作は、神経根を守るための無意識な回避行動です。
  • ③ 混合型:深く座り猫背になるのは、硬膜管の内圧を下げて神経への摩擦を軽減させようとする防御姿勢です。

なぜ歩くと痛くなる? 筋肉ではなく神経の代謝ストレスが原因

脊柱管狭窄症の代表的な症状である「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」は、筋力ではなく神経の血流と滑走性の問題が関係しています。

考えられる3つの神経的要因

  • ① 神経の血流不足(虚血):歩行中の軽度な腰の伸展で脊柱管が狭まり、馬尾神経の血流が低下します。
  • ② 神経根の伸張ストレス:歩行による骨盤・脚の動きで、神経根に張力がかかり、継続的な刺激になります。
  • ③ 神経滑走障害:神経が周囲組織とうまく滑らず、摩擦が起こることで痛みやしびれを引き起こします。

まとめ:姿勢を無理に直す前に、体の意図を見極めましょう

一見悪い姿勢に見える前かがみも、実は神経を守るための戦略的適応である場合があります。
無理に姿勢を正そうとせず、まず「なぜその姿勢をとっているのか?」を見極めることが重要です。

当院での対応

  • 動作・歩行の評価と姿勢分析
  • 神経ストレスを軽減する手技療法
  • 電気治療や温熱療法による神経の血流改善
  • 予防のための運動・ストレッチ指導

「長く歩けなくなってきた」「腰が曲がってきた」と感じたら、早めの対処が大切です。
ほしのうみ整骨院では、あなたの身体と神経の声に耳を傾けた施術を行っています。
お気軽にご相談ください。

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